地域包括支援センター

地域包括支援センターとは?

地域包括支援センターは、高齢者のみなさんがいつまでも住み慣れた地域で生活ができるよう支援するための機関です。保健師、主任ケアマネジャー、社会福祉士等がお互いの専門性を活かし、チームで介護や健康、医療や福祉に関する支援を行っています。

【高齢者の総合相談】
日常生活での困りごと、悩んでいることの相談

【介護や健康のこと】
・高齢者の方の健康維持・増進についての相談
・要支援の認定を受けている方、総合事業対象者の方の生活や介護サービスについての相談

【権利を守ること】
成年後見制度や虐待、消費者被害などの相談、各関係機関との連絡調整

【暮らしやすい地域づくり】
住み慣れた地域で暮らすことができるよう、医療・保健・福祉などの関係機関とのネットワークづくり

美浦村の地域包括支援センター

美浦村の地域包括支援センターは下記の1か所で、美浦村全域を担当しています。

名称 美浦村地域包括支援センター
所在地 茨城県稲敷郡美浦村大字受領1515番地(福祉介護課内)
電話/FAX 029-885-0340/029-885-5933
E-Mail hokatsu★vill.miho.lg.jp
※★を@に置き換えて送信してください。)
開所日・時間 月~金(祝日は除く)午前8時30分~午後5時15分

介護予防・日常生活支援総合事業(総合事業)

介護保険制度の改正により、美浦村では平成29年4月から介護予防・日常生活支援総合事業(以下「総合事業」と言います。)を開始しました。
これまで、介護保険における要支援者の方の訪問介護や通所介護のサービスは、全国一律の基準で提供してきましたが、総合事業では、様々な生活支援のニーズに地域全体で応えていくため、これまでと同様のサービスに加え、多様な担い手による新しいサービスを提供します。
介護予防・生活支援サービス事業の利用にあたり、要支援認定だけではなく、基本チェックリストによる事業対象者の判定が加わり、簡易な手続きで、迅速なサービス利用開始が可能となりました。

《サービス利用までの流れ》

『地域包括支援センターサービス利用までの流れ』の画像

介護予防・生活支援サービス事業

【訪問型サービス】
利用者が自立した生活ができるようホームヘルパー等が居宅を訪問し、入浴や食事などの生活支援を行います。

【通所型サービス】
通所介護施設で、食事・入浴などの基本的サービスや生活機能向上のための支援を行います。また、目標に合わせた選択的サービスも提供します。

【ミニデイサービス(半日型)】
出かける機会が少なく、閉じこもり気味の方で、継続的に運動等による介護予防が必要な方を対象とした教室です。
◎対象者
・事業対象者(65歳以上の方で生活機能の低下が認められた方)
・要支援1・2の方

※ミニデイサービスについて詳しくはこちら(PDF形式/969KB)をご覧ください。

一般介護予防

【老人クラブ向け介護予防教室】
各地区老人クラブに年1回健康運動指導士が出向き、肩痛・膝痛・転倒予防のための体操や脳トレ、健康講話等を行います。みんなと一緒に楽しく参加してみませんか。

【運動教室(元気アップ教室)】
 (リンク→ 福祉・健康>健康>健康づくり>健康教室

【フレイル予防教室(ますます元気教室)】
 (リンク→ 福祉・健康>健康>健康づくり>健康教室

【シルバーリハビリ体操普及事業】
◆ シルバーリハビリ体操とは
茨城県立健康プラザの大田仁史先生が考案したもので、関節の運動範囲を維持拡大するとともに筋肉を伸ばすことを主眼とし、立つ・座る・歩くなど日常生活を営むための動作訓練にもなる体操です。茨城県知事認定のもとに高齢者の健康づくりや介護予防を目的とした‘いつでも・どこでも・ひとりでもできる体操’です。講習を修了したシルバーリハビリ体操指導士が指導を行います。

  • いきいきヘルスいっぱつ体操

筋力をつける体操と柔軟性を高めるための体操で構成されており、筋力の強化・維持が図れる体操です。

  • いきいきヘルス体操

脳卒中による片まひなどがある方のための体操で、関節の拘縮(こうしゅく:固くなる)予防や、立ったり座ったりといった日常生活に必要な動作の訓練になる体操です。寝ていても、座っていてもできるように組み立てられ、筋肉を伸ばすことを主としています。

  • その他の体操

誤嚥(ごえん)予防のための「嚥下体操」「発声体操」「顔面体操」などを行います。

◆ シルバーリハビリ体操の取り組み 
美浦村では、高齢者の方が「住み慣れた地域で自分らしくいきいき暮らす」ために、茨城県が推奨する「シルバーリハビリ体操の教室」を開催しています。 
運動不足は、糖尿病や高血圧症等の生活習慣病や、認知症のリスクを高めると言われています。また、病気や介護が必要になると、医療費や介護サービス費の増大につながり、皆さんが支払う医療費・介護保険料にも大きく影響します。そのため、健康維持への取組は、今後ますます重要になります。
運動が苦手な人も、一人ではなかなか続かない方も、みんなで行うことで楽しく続けられます。皆さんもぜひご参加ください。

◆ シルバーリハビリ体操指導士とは
シルバーリハビリ体操指導士は、県立健康プラザや市町村が主催する講習会を修了した住民で、市町村や指導士会等が開催する体操教室において、シルバーリハビリ体操を指導します。 指導士はボランティアとして活動し、地域の高齢者の健康づくりや介護予防に大きく貢献しています。
茨城県内全市町村で約1万名が養成されており、今日も各市町村・各地域で活躍中です。

1 出前教室 
~シルバーリハビリ体操出前教室の参加団体を募集しています~
「シルバーリハビリ体操出前教室」を1団体5名以上のグループのところへ、月2回(年48回)まで無料で皆様の近くの集会所等に出向きます。場所・時間・回数等については相談に応じます。
 〇シルバーリハビリ体操出前教室(PDF)

2 美浦村シルバーリハビリ体操指導士養成講習会
~シルバーリハビリ体操指導士になるためには~
美浦村では、高齢化の急速な進展に対応するため、シルバーリハビリ体操や介護予防知識の普及活動を行う「シルバーリハビリ体操指導士(3級)」を養成するための講習会を開催します。自分や家族の健康のため、仲間づくりのため、元気で健康な美浦村を作るために、あなたの力を活かしてみませんか。
・受講資格 (1)美浦村民 (2)常勤の職をもっていない概ね50歳以上の方 (3)養成講習会終了後、地域で体操普及のボランティア活動ができる方
・受講料 無料
・講習内容 シルバーリハビリ体操の実技と体操に関わる身体の仕組みを学びます
・開催日 令和5年9月12日(火)、15日(金)、19日(火)、26日(火)、29日(金)(毎回:9:30~15:45)*原則全日程に出席
・定員 15名
・申込期限 令和5年8月14日(月)
・開催場所 みほふれ愛プラザ
・問い合わせ・申込先 美浦村社会福祉協議会 (電話)029-885-0038

包括的支援事業

【総合相談支援事業】

  • 高齢者の方や、そのご家族の相談を受け、適切なサービスにつなげます。
  • 相談の内容によってサービスや制度に関する情報提供を行い、関係機関への紹介などを行います。

【介護予防ケアマネジメント事業】 要介護認定の要支援1・2となった方、介護予防・日常生活支援総合事業の事業対象者の方が、自分らしく生活できるようサービス計画の作成を行い、必要なサービスが受けられるよう支援します。(居宅介護支援事業所に委託されることもあります。)
※事業対象者:日常生活の様子や心身の状態などを25項目の質問にて確認する基本チェックリストに記入していただき、基準に該当した方。

【権利擁護事業】

  • 虐待の防止・早期発見など、高齢者の方が「自分らしく尊厳ある生活」を送れるように取り組んでいきます。
  • 認知症などで判断能力が十分でない方が成年後見制度を利用する際、手続などの支援を行います。

【包括的・継続的マネジメント事業】

  • 適切なサービスが提供されるように、ケアマネジャーへの助言や支援を行います。
  • 皆さんのお住まいの地域や、介護・医療・福祉など様々な関係機関と連携し、安心して暮らしやすい地域にするためのネットワークづくりを行います。

【在宅医療・介護連携推進事業】
医療と介護の両方のサービスを必要とする状態の高齢者が、住み慣れた地域で自分らしい暮らしを続けることができるよう、医療機関や介護保険事業者との連携を強化していきます。
◎在宅生活を支援していくための「在宅ケア連携ノート」を作成しました。

【生活支援体制整備事業】
生活支援コーディネーターを配置し、協議体を活用しながら、多様な主体による多様な介護予防・生活支援サービス多を提供する体制構築を推進していきます。

【地域ケア会議推進事業】
地域ケア会議を開催し、個別ケースの検討から地域課題の解決の検討を通じて、地域包括ケアシステムの構築を推進します。

【認知症総合支援事業】
高齢化の進行に伴う、認知症高齢者の増加に対応し、「認知症になっても本人の意思が尊重され、できる限り住み慣れた地域のよい環境で暮らし続けることができる社会」の現実を目指した取り組みを行います。
認知症の症状や、相談窓口についてまとめた『美浦村認知症・医療ガイドブック』を作成しましたのでご活用ください。

1.認知症初期集中支援事業 認知症またはその疑いがある方やご家族の自宅をチーム員(看護師、作業療法士等)が訪問して、認知症サポート医と連携しながら支援を行います。
※認知症期集中支援チームについて詳しくはこちら(PDF形式/261.72KB)をご覧ください。

2.おかえりマーク 事前登録した番号の入ったシールを服や靴などに貼っておくことで、行方不明になり警察などに保護された際、登録番号から迅速に本人を特定し、家族に連絡することができます。

◎対象者:認知症及び認知症の疑いにより徘徊行動がみられる方又は徘徊のおそれのある方
◎対象者の写真を添付し、地域包括支援センターに申請してください。※申請書はこちら(PDF形式/166.1KB)
◎シールを貼っている方を見かけたら稲敷警察署(TEL029-893-0110)へお電話を。その際、シールの番号を伝えてください。対象者には驚かせないよう、「こんにちは」などと声をかけてください。

3.成年後見制度利用支援事業 認知症などで判断能力が十分でない身寄りのない高齢者等が成年後見制度を利用する場合に申立てに関する支援をします。また、美浦村社会福祉協議会に「中核機関」を設置し、必要に応じて弁護士などの専門家からアドバイスを受けながら成年後見制度の利用に関する相談に応じます。(問い合わせ先)029-885-0038

4.認知症サポーター養成講座 認知症の人やその家族を理解し、支え合う地域づくりのため、認知症について正しい知識をもつサポーターを養成する講座です。
自治会、商店、職場、学校、各種団体に講師(キャラバンメイト)が出向いて勉強会を行っています。費用は無料ですす。

◎講座の様子(PDF形式/233.56KB)

5.オレンジカフェ(認知症カフェ) 認知症の方やご家族、医療、福祉の専門職が気軽に集い、お茶を飲みながら語らい、交流ができる場所です。
◎令和5年度オレンジカフェ開催計画(PDF形式/366.9KB)

任意事業

【介護給付費適正化事業】
不必要なサービスが提供されていないか等、ご利用者に適切なサービスを提供できる環境を整えます。

【家族介護継続事業】
1.家族介護教室
要介護者を介護する家族等に対し、適切な介護知識・技術を学んでもらえるように家族介護教室等を行います。

2.紙おむつ等購入費助成
在宅で常時おむつ等を使用している非課税世帯に属する高齢者に対して、月額3,000円の範囲内でおむつ等購入費の一部を助成します。

3.介護家族慰労金
要介護3・4・5の認定を受けている村民税非課税世帯に属する高齢者で、過去1年間介護保険サービスを受けず、在宅で介護している介護者に慰労金を支給します。(年額10万円)

※対象となる可能性のある方には、8月初旬に案内文を送付しますので、申請書に必要事項を記載の上、8月31日までに役場福祉介護課にご提出ください。

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問い合わせ先

このページに関するお問い合わせは福祉介護課です。

本庁舎1階 〒300-0492 茨城県稲敷郡美浦村大字受領1515

電話番号:029-885-0340(代) ファックス番号:029-885-5933

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  • 【最終更新日】2023年5月8日