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調査8日目。貝や骨類を詳細に調べるための貝層サンプルを採取しました!

今回発掘を進めた1×1mの貝層部分です(西から撮影)。
検出した貝層は写真を撮り、東西南北すべての面の貝層についてその堆積状況を観察しました。
含まれている貝の種類や割合、大きさ等々さまざまな点から検討した結果、貝層は1層から4層に分けられました。

これは1層の写真です。1層はほかの層に比べてアカニシがとても多く、その密度がとても高いのが特徴です。写真の中央部分にゴロゴロとしている丸い形の貝は皆アカニシ(巻貝)です。
2層は貝の割合が少ない層で、土が目立ちます。
3層はハマグリが主体でしかも大型のものが目立ちます。ほかにバカガイも多く含まれています。
4層はハマグリが小型になり、サルボウが目立ちます。
3層と4層からは縄文時代後期(堀之内式)の土器が出土しています。
※バカガイは青柳として今も店の刺身コーナーでみかけたり、寿司ネタとして食べられています。サルボウは筋の入った殻でアカガイの仲間。

本日は貝や骨類の分析をしていただくT先生とK先生が調査に参加。お二人の先生と一緒に貝層を分層した後、分析資料を貝層断面から採取しました。写真は北から撮影した調査区。
手前左側ではT先生が、奥ではK先生が少しずつ分析資料とする貝層を掘っています。

貝層中から出土した貝輪。

T先生が貝層採取中に大きな魚骨(タイ科の歯骨)を見つけました。

調査終了時のミーティングでは、K先生とT先生から貝層の堆積状況などについて解説していただきました。
※写真の無断転載はご遠慮ください。
