ノロウイルスに気をつけましょう
ノロウイルスが原因でおう吐・下痢を起こす方が増えています。感染予防の基本は「手洗い」です。石けんを用い、30秒以上洗いましょう。
子どもやお年寄りなど抵抗力が弱い人は、特に注意してください。
ノロウイルスってなんだろう?
ノロウイルスは感染性胃腸炎の原因となるウイルスの一つで、毎年冬にピークを迎えます。
感染すると、1~2日間の潜伏期間を経て症状が現れます。症状が続く期間は1~2日と短期間ですが感染力が強く、学校や保育園、福祉施設などで集団感染することもあります。
どんな症状が現れますか?
吐き気、おう吐、下痢、腹痛、軽度の発熱などの症状がみられます。通常、1~2日で治ります。感染しても必ず症状が発症するわけではなく、症状に現れない場合や軽い風邪の症状の場合もあります。なお、ノロウイルスは何度も感染します。
また、症状が消えても、ウイルスは数日から長いと1ヶ月近くまで体内に留まっており、その間は糞便とともに排泄されます。
どのように感染しますか?
- ウイルス汚染された生ガキなどの二枚貝を、生あるいは十分に加熱調理しないで食べた場合
- 感染した人の便や吐物に触れた手指を介してウイルスにが口に入った場合
- 感染した人の便や吐物が乾燥して、細かな塵と舞い上がり、その塵と一緒にウイルスにを体内に取り込んだ場合
- 感染した人が十分に手を洗わず調理した食品を食べた場合
感染を予防する効果的な方法は?
- とにかく石けんで手をよく洗いましょう。
☆外出後、調理前、食事前、トイレ後には、必ず石けんで手を洗いましょう。
手洗い方法はこちら(PDF形式239.12KB) - 感染した人の便やおう吐物には、直接触れず、手袋・マスクをつけて適切に処理しましょう。
吐物処理方法はこちら(PDF形式536.06KB) - 汚染された場所や衣類などを消毒しましょう。
☆塩素系漂白剤を薄めて消毒液を作ることができます。
消毒液の作り方はこちら(PDF形式73.60KB)
☆感染している人がいるときは、ドアノブ、蛇口、手すり、電気のスイッチなどは0.02%消毒液で拭き、10分後に水拭きしましょう。
☆汚れた衣類やタオルは、バケツに入れて下洗いし、熱湯消毒するか、0.02%液で消毒後、洗剤で洗いましょう。
(下洗いした液には塩素系漂白剤を50分の1量を加え消毒してから捨て、使用したバケツも0.1%液で消毒する) - カキやアサリなど二枚貝の加熱調理を徹底しましょう。
☆食品の中心部で85℃以上で1分以上
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関連ファイルダウンロード
- ノロウィルス/手洗いの方法PDF形式/239.12KB
- ノロウィルス/吐物処理方法PDF形式/536.06KB
- ノロウィルス/消毒液の作り方PDF形式/73.6KB

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問い合わせ先
このページに関するお問い合わせは健康増進課です。
美浦村保健センター(サンテホール) 〒300-0424 茨城県稲敷郡美浦村大字受領1546-1
電話番号:029-885-1889 ファックス番号:029-885-8295
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