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子宮頸がん予防接種(HPVワクチン)の積極的勧奨再開について

HPVワクチンについては、ワクチン接種後にワクチンとの因果関係を否定できない持続的な疼痛が特異的に見られたことから、国は積極的な勧奨を差し控えるよう勧告していました(平成25年6月14日)。
その後、厚生労働省の専門家により調査や検討が行われており、令和3年11月12日の厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会においてHPVワクチンの安全性について特段の懸念が認められないことが確認され、接種による有効性が副反応のリスクを明らかに上回ると認められたことから、積極的勧奨の差し控えの状態は終了することとなりました。
それに伴い美浦村では、下記の対象者へ令和4年5月に予診票を郵送しました。
予診票が届きましたら、同封されている通知や各種ホームページなどを参考に予防効果と副反応双方をご理解のうえ接種をご検討ください。

※広報みほ3月号で令和4年4月発送とお知らせしていましたが、準備の都合上5月に延期しました。ご了承ください。

 

【詳細】

 

定期接種の対象年齢の方

対象 小学6年生~高校1年生相当年齢の女子

標準的な接種期間とされている中学1年生~高校1年生までの対象者へ、令和4年5月に予診票を発送しました。
なお、平成18年4月2日~平成20年4月1日生まれの方が高校1年生の間に接種を完了できなかった場合、下記キャッチアップ接種の対象となり令和7年3月31日までの間であれば接種を受けることができます。

※令和4年度の学年。令和5年度以降は毎年中学1年生に発送していきます。

《ワクチン》不活化ワクチン

《接種回数》いずれかのワクチンを選んで、同一のワクチンで接種

回数 標準的な接種スケジュール
サーバリックス(2価) 3回 1回目から1か月以上開けて2回目を接種※1、1回目から6か月以上あけて3回目を接種※2
※1 1回目から1か月以上あける
※2 1回目から5か月以上かつ2回目から2か月半以上あける
ガーダシル(4価) 3回 1回目から2か月以上開けて2回目を接種※1、1回目から6か月以上あけて3回目を接種※2
※1 1回目から1か月以上あける
※2 2回目から3か月以上あける
シルガード9(9価)
【令和5年4月1日追加】
1回目の接種が
・15歳未満の場合は2回
・15歳以上の場合は3回
・1回目の接種が15歳未満の場合、5か月以上開けて2回目を接種。
・1回目の接種が15歳以上の場合、1回目から2か月以上開けて2回目を接種※1、1回目から6か月以上あけて3回目を接種※2
※1 1回目から1か月以上あける
※2 2回目から3か月以上あける

《備考》13歳以上の女性の方への接種にあたっては、妊娠もしくは妊娠している可能性がないことの確認が必要

 

積極的な勧奨が差し控えられていたために定期接種の機会を逃してしまった方

対象 平成9年4月2日~平成18年4月1日生まれの女子

令和7年3月31日までの期間限定で、定期接種と同じ扱いで接種を受けることができます(キャッチアップ接種)。
また、すでに定期接種期間終了後(高校2年生相当以降)に自費で接種を受けている場合、費用の助成を受けることができます。
※令和5年4月からは平成18年4月2日~平成19年4月1日生まれの女子、令和6年4月からは平成19年4月2日~平成20年4月1日生まれの女子が対象に追加されます。

これから接種を受ける場合

村で管理している予防接種台帳に基づき、定期接種の不足回数分の予診票を令和4年5月に発送しました。
すでに規定回数(3回)接種を受けている場合は予診票を使用することはできません。
進学等の都合で県外医療機関での接種を希望する場合は保健センターまでご相談ください。

《1回もしくは2回接種した後、接種を中断している方(3回の接種が完了していない方)》
接種を最初からやり直す必要はありません。3回までの残りの回数を接種してください。
ただし、過去に接種したのと同じ種類のワクチンを接種する必要がありますので、不明な場合は接種を受けたときに居住していた自治体や接種を受けた医療機関へお問い合わせください。それでも明らかにならない場合は、接種医と十分に相談の上、いずれかのワクチンを選択してください。

すでに接種を受けている場合(接種費用の助成)

定期接種期間終了後(高校2年生以降)に実費で接種を受けた場合、接種費用の払い戻しを受けることができます。
令和4年4月1日以降に接種した分は払い戻しの対象になりませんので、予診票を使用して接種を受けてください。
申請先は令和4年4月1日に住民票を置いていた市区町村です。申請方法は自治体によりことなる可能性がありますので、各自治体の担当課にお問い合わせください。

【令和4年4月1日に美浦村に住民票を置いていた場合の申請方法】

《助成対象》 定期接種期間終了後~令和4年3月31日に受けたHPVワクチンの接種費用

《申請方法》 以下の書類を美浦村保健センターへ提出してください。

  1. 領収書(接種した方の氏名、HPVワクチンを接種していることが確認できること)
    ※無い場合…2があれば申請可能ですが、助成額は美浦村が定める費用となります。(詳細はお問い合わせください)
  2. 接種の記録(母子手帳、接種済証等)
    ※無い場合…村が定める様式(ヒトパピローマウイルス感染症に係る任意接種償還払い申請用証明書)を接種医療機関に記載してもらうことにより代用可能です。文書代がかかった場合の費用助成はありません。
  3. ヒトパピローマウイルス感染症に係る任意接種償還払い申請書

*1,2のいずれかがあれば申請可能です。
各種様式はページ下部関連書類ダウンロードより印刷していただくか、保健センター窓口備え付けのものをお使いください。

 

参考(厚生労働省ホームページ)

問い合わせ先

このページに関するお問い合わせは健康増進課です。

美浦村保健センター(サンテホール) 〒300-0424 茨城県稲敷郡美浦村大字受領1546-1

電話番号:029-885-1889 ファックス番号:029-885-8295

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  • 【最終更新日】2023年4月3日