学校ICT利活用事業

はじめに

 美浦村の学校では、従来ICTを活用した学習に力を入れてまいりましたが、平成23年度、村内全小学校に電子黒板とタブレットPCを本格導入したことにより、ICTを活用した学習活動に大きな広がりが見られるようになりました。

 さらに、平成27年8月、美浦村教育委員会では授業改善と学力向上を目的に村内小中学校にICT機器の再整備を行いました。具体的には、全ての普通教室に電子黒板と書画カメラを、また、児童生徒数の約3人に1台のタブレットPCを配備しました。その上に、先生を助け、このようなICT機器を有効に活用するために引き続き全校にICT支援員を置くことにしました。

これまでの取り組み

 「学ぶ意欲を高め、確かな学力の定着をめざす学習指導の在り方―ICTの特性をふまえた効果的な活用を通して―」というテーマのもと取り組んできた結果、特定の教科にとどまらず、体育等の技能教科、道徳などでも活用が広がってきています。その元になるのが、協働的な学びの過程にICTを取り入れている点です。授業を「課題把握」「自力解決」「練り上げ」「まとめ」の4つの過程に分け、子どもたちの思考の流れを捉えやすくするとともに、それぞれの場面でICTの特性に応じた活用を図っています。その結果、主に以下のような効果があることが分かってきました。

《意欲について》
 課題提示を工夫し、児童に「問題を解きたい」「どうなるんだろう」という気持ちをもたせることができます。デジタル教科書や教師の自作教材などで、児童の授業に対する意欲だけでなく、楽しさ・わかりやすさも向上しました。また、電子黒板に自分のノートやタブレットPCの内容を表示することができ、発表に対する意欲も増しました。ICTを効果的に活用することで、学習することが楽しいと感じ、課題に向かって進んで取り組む姿勢が身に付いてきました。

《表現力について》
 自分の考えをもち、友達と考えを交流したり、タブレットPCを使用したりすることで、自分の考えに自信をもち、表現力を高めることができました。また、タブレットPCの活用が、児童・生徒の表現方法を増やし、表現の幅を広げることができました。

《つながりについて》
 話し合いの場での学び合いを充実させることができ、全体でも活発な意見交換ができるようになりました。また、タブレットPCを活用した異学年との交流授業やテレビ電話システムを使った他校との意見交換会など、ICTを活用し、様々な場面でつながることができました。他者とのつながりをもつことで、自分自身の考えを深めることができるようになりました。

今後の取り組みと方針

 4年間の実践を経て、美浦村では教室の電子黒板やタブレットPCは当たり前の光景になっています。活用の仕方には、各校が特色ある方向性を示しており、研修会などにおいてそれらを交流させることにより、村として幅広い発展をさせていきます。また、クラウドの利点を活用し、村内だけではなく全国各地の教育委員会や学校との情報連携がされることにより、教員の資質向上を図り、村内の教育力向上につなげていくことを考えています。

 本村教育委員会では、ノーテレビ・ノーゲーム運動を推進していることから、これらの新たな学習手段とノーテレビ・ノーゲーム運動との連携も検討する必要があると考えます。さらに学校・家庭間連携は、保護者や子どもたちの学習や学力、さらに学校活動への意識の向上につながり、これらの取り組みを推進することが本村教育員会の目標である社会力育ての推進に寄与すると考えております。 

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問い合わせ先

このページに関するお問い合わせは学校教育課です。

本庁舎2階 〒300-0492 茨城県稲敷郡美浦村大字受領1515

電話番号:029-885-0340(代) ファックス番号:029-885-4953

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  • 【最終更新日】2016年11月30日