美浦村は、人類共通の願いである「核兵器のない平和な世界」の実現に向け、昭和63年6月に「非核平和美浦村宣言」を行い、全国の非核平和宣言自治体とともに戦争の悲惨さと平和の尊さを伝え、恒久平和を次代に引き継ぐための活動を行っています。
非核平和美浦村宣言
世界の真の平和と安全は全人類共通の願いである。 米ソ両国は核廃絶を求める世界の声に応えて中距離核戦力全廃条約を結び、初の核兵器廃絶という歴史的な第一歩を踏み出した。しかし、依然として宇宙をも巻き込む核軍拡競争と膨大な核兵器は、人類の生存に深刻な脅威を与えている。今や、核戦争阻止と核兵器廃絶は国際共通の現実的緊急課題となっている。世界唯一の核被爆国であるわが国が、「ヒロシマ・ナガサキ」の惨禍を再び繰り返さないよう、すみやかな核兵器廃絶を世界に訴えつづけることは厳粛な国民的責務であり、国民的使命である。 よって美浦村は創造と平和を築く文化のまちとして平和憲法の理念に則とり、国是である非核三原則の厳格な遵守、あらゆる国の核兵器完全廃絶、非核の地球を求めると共にこれら目的達成にふさわしい全村民的努力の推進を決議し、ここに美浦村は「非核平和都市」になることを宣言する。
昭和63年6月20日
美浦村 美浦村議会
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